ワキガの手術跡は残っちゃうの?
ワキガ手術を考えた時に一番心配なことは、「ワキガの手術跡が残ってしまうかどうか」です。
せっかく勇気を出してワキガ手術を受けたのに、後悔するようなことにだけはなってほしくありませんよね。
そこで今回は、ワキガの手術跡について徹底解説しちゃいます!
ワキガの手術跡を抱える人は多い?
ワキガ手術を受ける前に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
それは、ワキガの手術跡が残ってしまう可能性があることです。
どんな手術でも、後遺症の可能性が伴うことを忘れないでくださいね。
実際にワキガの手術跡を抱えている人は多くいるのです。
ワキガの手術跡ができる原因って何?
なぜワキガ手術の後に手術跡ができるのでしょうか?
ここでは、考えられる3つの原因をご紹介します。
切開する手術方法
ワキガ臭の原因となる汗を出すアポクリン汗腺を除去する、切除法や剪除法などの手術は、ワキの下を大きめに数センチ切開します。
ワキガを確実に治したいなら、この方法が一番なのですが、大きな手術跡が残ってしまうリスクもあります。
通常は、手術跡が目立ちにくいよう、シワに沿って切開してくれ、
時間と共に薄くなっていく場合がほとんどです。
しかし、中にはいつまでも残ってしまう人がいるようです。
医師の技術力不足
先にも少しお伝えしましたが、ワキガの臭いと完全にサヨナラするためには、やはり切開して汗腺を取り除く方法が一番です。
しかし、この方法だと、医師の技術力が重要となります。
技術力が未熟だと、ワキガの再発率が高くなるほか、
手術跡が残りやすくなってしまいます。
患者自身がケロイド体質
再発しないための手術法では、毛細血管が分布している導管部分を摘出します。
そのため、手術後は植皮をしたのと同じ状態になります。
もともとケロイド体質の人は、手術跡が盛り上がってきてしまい、通常よりも目立つ手術跡が残りやすいと考えられています。
ワキガの手術跡をあまり残さない治療方法は?
ここまで、手術跡について具体的にご紹介していきました。
もしかしたら、余計に不安になってしまった方もいるかもしれません。
そんな方もご安心ください!
ここからは、手術跡をあまり残さない治療方法をご紹介します。
手術方法を選択するときの参考にしてみてくださいね。
ミラドライ
ミラドライは、切らないワキガ治療として人気があります。
皮膚の上からマイクロ波を照射し、その熱で汗腺を破壊します。
マイクロ波は、汗腺にのみ反応するため、
周辺の組織を壊すことはほとんどありません。
そのため、安全にワキガ治療を受けることができます。
破壊した汗腺は再生しないので、半永久的な効果が得られます。
メスで切らないので、手術跡が残る心配はありませんし、施術後の日常生活に支障がでないのは嬉しいところですね。
ボトックス注射
美容医療でも用いられるボトックス注射は、
発汗を減少させる作用があるため、ワキガ治療にも応用されています。
ワキの下に数十か所、注射を打ちます。
注射を打つ際に、多少の痛みを伴いますが、皮膚を切開するわけではないので、手術跡は残りません。
治療時間も短く、施術後の生活も特に制限なく過ごせます。
ただし、効果は6カ月ほどと言われており、ワキガを完治させるまでの効果はありません。
しかし、汗を抑え、臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑制することが、ワキガの臭いを軽減させることに繋がります。
超音波吸引法
超音波吸引法は超音波メスを用いて行うワキガ手術です。
ワキの下を1㎝ほど切開し、そこから超音波メスを差し込んで、ワキガの原因となる汗を出すアポクリン汗腺のみを破壊・吸引します。
上記2つの治療法と比べると、お手軽な治療というわけではありませんが、高い効果を得ることができます。
皮膚を裏返す必要がないので、小さな傷で済み、手術跡があまり残りません。
手術後の回復も早いため、ワキの固定も短期間で外れるのは嬉しいですね。
まとめ
ワキガの手術跡をしっかり把握するために、病院で相談してから決めよう!
手術後に後悔しないためにも、まずは病院で専門の医師やカウンセラーの方に相談しましょう。
手術方法はもちろん、ワキガの手術跡についてもしっかり把握し、あなた自身が理解・納得ができてから、手術を受けるかどうかの決断をしてくださいね。